禁煙の方法 (エアー煙草)

煙草を止めたいけど、なかなか禁煙できないという方は多いと思います。 なぜ禁煙できないのでしょうか。 それはニコチン中毒だからです。

ニコチンが体から抜けていく時に体が悲鳴を上げているのです。 他の薬物ほどではないですが、このニコチン中毒も抜け出すには一苦労します。

完全にニコチンが体から抜け、健全な肉体に戻るまでに少なくとも3年から5年はかかると思います。 その間ニコチンの中毒性と戦わなくてはなりません。 私自身も18の頃アルバイト先で煙草を覚えてから、34歳くらいまでは習慣的に煙草を吸っていました。 元々、以前本で10年以上煙草を吸い続けると病気になる確率がグンと上がるとか書いてあるのを読んだ覚えがあり、30才位には辞めたいと考えていましたが、なかなか辞められずにいました。 結論を言うと、辞める方法は我慢するしかないのです。ニコチンの中毒性に打ち勝つしかありません。

私は全身に力をいれて、ワーと叫んだりしてぐっとこらえたりしました。

そのほかには飴をなめたり、ガムをかんだり、なるべく煙草の事を考えない様にしました。 時にどうしても吸いたくなった時は火を付けずに煙草をくわえて吸ったりしました。 煙草を持たずにエアー煙草なる事もやったりしていました。 まるで煙草を持っているかのように、想像して手に持っていない煙草を想像で吹かすのです。 少しは気が紛れたと思います。 そんなこんなで、何とか3年くらいたつとやっと習慣が消えて、あまり煙草を吸う事を考えなくなっていきました。 でもお酒の席や、会社でストレスを受けた時など、無性に煙草を吸いたいと思う時はありました。 そんな時はコーヒーや音楽を聞くと言った方法をとりました。 

やはり煙草を口に持って行っているのは本人でしかないのですから。その本人が煙草を口に運ぶのをやめない限り、その習慣は止まらないでしょう。